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―人生の痕跡を抱きしめながら、自由な個人こそ世界人― |
【日時】 12月13日(水) 18:30〜20:00
【場所】 新町学舎・臨光館302番教室(R302)
【主催】 文学部社会学科メディア学専攻 浅野健一ゼミ3回生
【問い合わせ先】浅野健一ゼミ3回生 住野満稲子 ble2465@mail2.doshisha.ac.jp
※予約不要 無料
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現在、日本には多くの外国人の方が暮らしています。国際社会といわれ、国際交流が盛んになっていますが、私たちは日本に暮らすマイノリティーの人々のことをあまり知らないのではないでしょうか。
玄さんは、朝鮮半島と日本にルーツを持ち、その歴史を生きて来られた経緯などを元に、自伝エッセー「私の祖国は世界です」(玄岩社刊)を昨年、韓国で出版されました。また、日本語版が2007年、岩波書店から出版される予定です。今回の講演会では、玄さんのこれまで歩んでこられた人生の経緯や、私ども浅野健一ゼミ3回生の研究テーマである「人権と外国人犯罪報道」などについて話していただきます。
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玄 順恵(ヒョン・スンヒェ)さん略歴
画家。1953年神戸市生まれ。戦前、済州島から来た両親の下、7人姉妹の末っ子として育つ。82年に小田実さんと結婚。1994年、イタリア・コモ湖のべラージオ(ロックフェラーセンター)にて水墨画のデモンストレーションを行う。1996年第一回個展(東京)。水墨画の作品の他に、1977年より始めた数多くの装丁、挿画、挿絵の仕事とポスター作品がある。共著に『われ=われの旅』(岩波書店)挿画『おはなしハルマンさま』(新幹社)、訳書『韓国食生活史』(藤原書店)など。また、2006年には自伝的エッセー『私の祖国は世界です』(玄岩社)を出版。同書は2007年に日本語版が岩波書店から出版予定。
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