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堤未果さん講演会

9・11を乗り越えた女性が見たアメリカ
若者・元兵士・マイノリティ・母親…
弱くて強い人々が今アメリカを揺るがした
掲載日2006年12月26日

浅野ゼミから堤未果さん講演会のお知らせです

1月9日(火)午後3時から、同志社大学京田辺キャンパス・夢告館102番教室(MK102)で、著作家でジャーナリストでもある堤未果さんの講演会が下記のように開催されます。
テーマは『9・11を乗り越えた女性が見たアメリカ』 
浅野ゼミ1回生主催です。


■講演会の概要

□演目:9・11を乗り越えた女性が見たアメリカ
     若者・元兵士・マイノリティ・母親…弱くて強い人々が今アメリカを揺るがした
□講演者:堤未果さん
□日時:2007年1月9日 15:00〜16:30
□場所:京田辺キャンパス・夢告館102番教室(MK102)
      http://www.doshisha.ac.jp/access/tanabe_access.html
□入場無料 どなたでもお越しいただけます。 事前の申し込みは不要です。
□主催:浅野ゼミ1回生

■講演会の内容の案内

2001年9月11日。
二機の飛行機がニューヨークの世界貿易センタービルに突入し、爆発、そして炎上しました。
崩れ落ちる二つのビルを、テレビを通して呆然と眺めていた人が多いのではないでしょうか。
9.11が起きたまさにその時、堤さんは崩壊したワールドトレードセンタービルに隣接する、世界金融センタービル20階の米国野村證券で執務していました。
テロを眼前で目撃したその後、堤さんは飛行機が飛ぶ姿をみるたび、匂い・音・皮膚感覚など五感が反応するPTSDに悩まされました。
アメリカ同時多発テロ以降、テレビでは「WTCの崩壊」と「涙を浮かべて国民に団結を呼びかけるブッシュ大統領」の2種類の映像が繰り返し放送されました。
テロリストの情報も知らされないまま核兵器や生物兵器の噂が広がり、人々は星条旗を掲げ、テロへの報復を叫びながら、スーパーマーケットに銃を買いに走りました。
堤さんは、一挙に報復に向かうアメリカにショックを受け、留学生活から長年滞在し、市民権をとろうとさえ思っていた、大好きだったアメリカを去ることになります。
夢や希望、自由に満ち溢れているアメリカ。しかし、PTSD、テロを乗り越え、堤さんは今まで見えてこなかったもうひとつのアメリカの姿を知ることになります。
世界の富の4分の1以上を収めながら、3100万人もが飢え、2億3000万丁もの銃が国内に散乱しているアメリカの現状を、あなたは知っていますか?
報道が教えてくれないアメリカ――真のアメリカの姿とは一体どのようなものなのか。
ぜひ1月9日の堤さんの講演会にご参加ください。

■堤未果さん略歴

 東京生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科学士号取得。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、アムネスティインターナショナルニューヨーク支局局員を経て、米国野村證券に勤務中に9・11に遭遇。現在は帰国してNY-東京間を行き来しながら執筆、講演活動を行っている。国際政治環境研究所理事。
著書に「空飛ぶチキン〜私のポジティブ留学宣言〜」(創社出版)「グラウンド・ゼロがくれた希望」(ポプラ社) 2006年に出版した「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命〜なぜあの国にまだ希望があるのか〜」(海鳴社)で、日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞受賞。10月から朝日ニュースター「ニュースの深層」でサブキャスターを務めている。

   ■チラシ (ダウンロードはこちら:PDF形式
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