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07年4月スタートの浅野ゼミ案内 |
以下は06年12月に配布した07年度3回生浅野ゼミ(14期生)と07年度2回生浅野・基礎ゼミのゼミ説明会資料です。ゼミ選びの参考にしてください。また、末尾に浅野の07年度開講科目の一覧と推薦講義一覧があります。 |
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① 07年度3回生・メディア学科ゼミ(浅野健一ゼミ)説明会 06年12月19日配布
<初心に戻り、将来を見据えよう>
来春3回生になるみなさんに、「メディア学科に入学したときの初心に戻ろう」と呼び掛けたい。
ジャーナリズムを学びたい人、院進学を考えている人、フリーランスも含めて報道機関への仕事を目指す人は、浅野ゼミに来てください。○○ゼミに入ったら△△テレビや▽▽新聞に入れるとか入りやすいという不当な宣伝にだまされてはいけません。そもそもコネでジャーナリストになろうと考える人は、その時点でジャーナリスト失格です。
また、浅野ゼミに入ると大きな企業メディアに入れなくなるというのも、全く根拠がありません。浅野ゼミのOBGのメディア就職の実績を見れば自明です。メディアの人は、何ゼミかは気にしません。学生がどういう識見を持っているかを判断するのであり、ゼミの名前は関係ありません。「□□先生のゼミだから採用する」というような新聞社(もしあるとすればの話だが・・・)は入る価値もないインチキ・メディアです。
コネで司法試験、医師試験などには受からないように、ジャーナリストがコネに頼ったらおしまいです。
私は05年11月に学内の教員3人(一人は05年度で退任)と京都のある私立大学教員が共謀して、週刊文春に虚偽の情報を垂れ込み、同誌に捏造の人権侵害記事を4頁も報道されました。
私は1億1000万円の賠償と訂正記事の文春の新聞広告内での掲載などを請求する訴訟を起こしており、4月9日午後4時から第8回期日が京都地裁で開かれます。傍聴すると、いいメディア学の勉強になります。
文春記事について、また虚偽情報の経緯などについて、個人情報を守ると誓約してくれる人には詳しく説明します。
私のHP、「浅野支援会」HP http://www.support-asano.net/index.htmlなどを参照ください。
また、「▲▲ゼミは厳しいからやめたほうがいい」「だれだれさんが▼▼ゼミに行くから私も」というのも、基本的に間違いです。ゼミは勉強するためにあります。特に、3回生からのゼミは2年間続き、卒論の指導もあります。大学の学問の中核となるところです。厳しくないゼミは国際的な高等教育の基準ではゼミではありません。
とにかく「噂」や風評で判断するのではジャーナリズム・コミュニケーション学を学ぶ資格がありません。直接取材・調査し、確かめるのがジャーナリズムもアカデミズムも基本です。
浅野ゼミのことを知って、判断してください。浅野ゼミはみなさんにすべて開放しています。いつでも見てください。
<指導教員の専門分野>
私は日本を代表する報道機関である共同通信で22年間にわたり、現場記者、特派員とデスクを務めた後、13年前に本学に来た。人権と報道、国際関係論、平和学などの分野で調査研究。
教員になってからも、インディペンデント・ジャ-ナリスト(フリーランス)として新聞、雑誌、単行本などで取材、表現活動を続けている。
05年6月には、サッカーW杯アジア最終予選の日本対朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)戦の第2戦をバンコクで取材し、6月にはドイツ本大会で日本‐ブラジル、韓国‐スイスの試合を取材して、新聞やネットなどで報道した。
オーマイニュースのオ・ヨンホ代表の本の日本語版が05年3月末、『オーマイニュースの挑戦』というタイトルで、太田出版から出版された。私は日本語版の解説を書いた。「論座」05年9月号に日本でのネット新聞の可能性について書いた。オンライン・ジャーナリズムにも関心を持っている。NHK-安倍問題、犯罪被害者とジャーナリズムについて書いた「評論社会科学」76、77、78、80号を参照。同誌はただで大学でもらえるので、読んでほしい。入手できない場合は、浅野まで連絡を。
06年3月に『戦争報道の犯罪 大本営発表化するメディア』(社会評論社)を出版した。06年春は秋田連続児童死亡事件、加藤紘一衆議院議員実家放火事件を現地で取材し、「創」などで発表した。
06年11月初め、朝日ニュースターの2時間番組で、佐高信、魚住昭、岩瀬達哉各氏らと「記者クラブ」の討論番組に出演した。
12月8~10日は北九州市で「いじめ隠し」を批判されて自殺した小学校校長について取材し、「創」07年2月号(07年1月8日発売)に10ページ書いた。事件などの現場に出向いて取材報道のあり方を考察する。
04年3月、英国の二つの大学で「東アジア民主化とメディア」で発表した。School of East Asian Studies, University of Sheffield, School of Oriental and African Studies, London University。
欧州の日本、韓国研究者と意見交換した。http://www.seikyo.org/article292.html
06年2月にはニューヨーク市立大学で「イラク、朝鮮とメディア」のシンポジウムで基調講演した。07年3月12、13日、国立インドネシア大学で「アジアの民主主義とメディア」シンポで発表する。
○最近の研究業績(最近5カ年間に学術雑誌等に発表した主な論文,著書)
浅野健一、「テレビ犯罪報道と死刑」、年報死刑廃止編集委員会編『光市事件 年報死刑廃止・2006』(インパクト出版会)、116-147ページ、2006年
浅野健一 「右翼団体幹部は公人ではないのか」、「創」1月号、創出版、2006年
浅野健一、反天連機関誌『運動〈経験〉』第18号(8.15発行)に「皇国史観の靖国神社と企業メディア―神道イデオロギーの危険性を見抜こう」、2006年
浅野健一「犯罪報道は変えられるか」「解説 匿名報道の現在」、斉間満著『匿名報道の記録 あるローカル新聞社の試み』(創風社出版)、161-200ページ、2006年
浅野健一、「戦争を阻止するジャーナリズム」、月刊「DAYS JAPAN」第3巻8号「メディアは戦争をどう伝えたか」、22-23ページ、2006年
浅野健一、犯罪被害者とジャーナリズム、『評論社会科学』第78号、同志社大学社会学会、2006年
浅野健一「日本における「オーマイニュース・モデル」成功の条件―市民参加型ジャーナリズムを創出するために オ・ヨンホ著『オーマイニュースの挑戦』(太田出版)、248-261ページ、2005年
単著;『戦争報道の犯罪 大本営報道化するメディア』(社会評論社)『対論・日本のマスメディアと私たち』(野田正彰氏との共著、晃洋書房)、
『新版 犯罪報道の犯罪』(新風舎文庫,2004)、
『「報道加害」の現場を歩く』(社会評論社、2003)、『メディア規制に対抗できるぞ!報道評議会』(現代人文文社、2002),『脳死移植報道の迷走』(創出版、2000)、
共著;イースト・プレス特別取材班編『徹底検証 NHKの真相』(イースト・プレス)、
『イラク日本人拘束事件と「自己責任論」報道』(浅野健一ゼミ編、現代人文社、2004)
『抗う勇気 ノーム・チョムスキー+浅野健一 対談』(現代人文社、2003)
『検証・「拉致帰国者」マスコミ報道』(人権と報道・連絡会編、社会評論社)
「週刊金曜日」別冊ブックレット『金曜芸能 報道される側の論理』(金曜日、2001)
『新聞記者をやめたくなったときの本』〈北村肇編、現代人文社、2001)
『プライバシーと出版・報道の自由』〈青弓社編集部編、青弓社、2001)
<我々を取り巻く情勢>
06年12月15日の教育基本法改悪は戦後の民主主義を否定する「反革命」(野田正彰氏)である。教授会で反対声明が出たのは北大の博物館関係の教授会だけだった。同志社には自治会もない。
日本の国際社会、とりわけ東アジアにおける役割や憲法問題について、国民的な合意をどう形成するかが今問われており、報道機関の役割は重要だ。日本だけでなく各国の新聞、放送、雑誌などのマスメディア企業の“権力広報化”が進み、ジャーナリズム性が弱まっていると思う。こういう時代だからこそ、メディア学(ジャーナリズム&マス・コミュニケーション研究)に携わるものの責任は非常に重い。
私立大学の大学生一人当たりに年間10万円以上の税金が使われている。大学生も「知識人」として自己を研鑽し、社会に貢献する責任がある。
浅野ゼミは、新島襄がなぜ国法を破って密出国し、留学後に同志社をつくったのか、同志社が1930年代から1945年までのファシズムの時代に、権力から「欧米かぶれ」の学園として、いかに弾圧されたかを見よう。そして48年に新聞学専攻(現在のメディア学専攻、05年4月からはメディア学科)がスタートしたことを良く知り、卒業後は各地で人民のために草の根の民主主義的活動を行う気概を持つ、良心の充満した学徒を求める。
<ゼミで主に何をするか>
浅野ゼミでは、卒論を書くための個人研究とともに、ゼミで一つのテーマを決めて2年間いっぱいを使って共同研究を行う。最初の数回のゼミで、学生たちが話し合って自由にテーマを決める。
卒論も同じだが、浅野の専門分野から離れても全くかまわない。日本マス・コミュニケーション学界で認められている分野であれば、テーマは何でもよい。
浅野ゼミは1994年4月にスタートし、みなさんがメンバーになれば14期生となる。これまでに13期ゼミがあるが、その時々の国際関係、ジャーナリズムのあり方を考える共同研究が多い。先輩たちが取り組んだテーマには、「大震災と報道」「日米犯罪報道比較」「在日朝鮮人とメディア」「少年犯罪とメディア」「雪印事件と報道」「メディア規制法」「イラク戦争とメディア」「海外から見た日本のメディア」「JR尼崎脱線事故とメディア」「人権と報道 秋田事件と外国人犯罪を事例に」などがある。
現場で多様な人々に会って話を聞き、自分の目で観察することに関心のある学生が望ましい。
「イラク戦争とメディア」を研究した10期生は03年9月NY合宿を行ったほか、豊田直巳、野中章弘両氏らの講演会を開いた。また04年6月には今井紀明さん講演会を主催した。11期生は韓国合宿を行い、インターネット新聞などを調査した。「評論社会科学」74号を参照。また、北海道警察本部の裏金問題を追及した北海道新聞デスクの高田昌幸さんと同志社OBGのメディア記者を招いたシンポ(新聞学研究会後援)を開催したほか、外国メディアの特派員に連続インタビューしている。
11期生は05年12月東京の同志社オフィスで、海外メディアの東京特派員を集めてシンポジウムを開催した。また新聞学研究会取材で映画「バッシング」の小林政広監督を招いて上映会と講演を行った。
12期生はJR尼崎事故の被害者報道をテーマにしている。犠牲者の出た大学、新聞記者のインタビュー、被害者遺族への取材を控えているサンテレビを調査し、兵庫県警察本部の報道官に聞き取り調査した。05年夏には、高知で合宿して、高知新聞、高知放送の幹部、一線記者から話を聞いた。
13期生は12期生などと協力し、フォトジャーナリストの広河隆一さん講演会、小田実さん講演会、「警察裏金とメディア」(北海道新聞・佐藤一記者ら)シンポ、玄順恵さん(『私の祖国は世界です』を韓国で出版)講演会などを開いた。
06年度のゲストは下地毅・朝日新聞記者、吉田雅一・読売テレビデスク、畑律江・毎日新聞記者、山口正紀・元読売新聞記者らがゼミのゲストに来てくれた。
共同研究の成果は、浅野ゼミが毎年発行するゼミ誌『DECENCY』(既に10号発行)に掲載するほか、一般書籍として、『激論・新聞に未来はあるのか』『ナヌムの家を訪ねて』を出版した。
11・12期生が中心となった浅野ゼミ編『イラク日本人拘束事件と「自己責任」報道』(現代人文社、120頁)が05年1月下旬に発売された。
韓国での調査をもとにビデオを作成した学年もあった。浅野ゼミのHPは研究者、市民によく利用されている。
個人研究はゼミ員それぞれの進路も考慮しながらすすめてもらう。学生生活の集大成として立派な卒業論文を書いてほしい。
内外のジャーナリスト、法律家、NGO活動家などをゲストに招くほか、ゼミでさまざまな話題で自由討論も行う。
浅野ゼミから大学院に進む学生も多い。同志社だけでなく他大学の院に進み、博士号を取得する学生もいる。
将来、報道ジャーナリスト、映像・文筆関係など「表現者」の仕事を目指す人や、国際的な機関で働く希望のある学生にはゼミ以外の時間にも指導できる。関西のジャーナリズム関係のゼミとの交流もすすめたい。
学生にはゼミ以外の時間にも指導できる。大学院進学希望者も歓迎。フリージャーナリスト、外国人記者、などメディア現場との交流も行う(注1)。
同志社で、school of journalismの新しい伝統をつくりたい。
ゼミの2年間の調査研究は「DECENCY」に結実される。3月に12期生が12号を出版する。特集は「海外から見た日本のメディア」である。
<04・05・06年度卒業論文の主な題名>
04年度は「訃報で読み解くジャーナリズム」「報道が変えたヒロシマ・サガサキ像~原爆報道の衰退と国民の平和意識の低下・喪失~」「変化の中にある中国メディア~SARS報道を通じて見る~」「ネタの賞味期限」「五輪報道~商業主義とマスメディア~」「提言報道を考える」「それぞれの戦争責任~大本営発表と新聞から考える~」「エスニック・メディアの社会的機能~カナダの韓国系新聞を一つ事例として~」。
05年度は「それでも事件事故での実名は必要か」「デジタル化と準キー局」「通信と放送」「音楽に見る日韓文化交流」「報道写真の改造」「新聞に見る外国人嫌い」「テレビと家族―ホームドラマの変遷」「読売に支配されるプロ野球」「日本における市民の放送参加」などである。
06年度は「日本における韓国イメージ報道」「新聞特殊指定見直し議論の考察」「交通事故とメディア」「調査報道の衰退」「9・11後の米メディアの変化」「精神医療とメディア」「親子間における視聴者論の比較」などである。
<どんな学生に入ってほしいか>
活字を読んでほしい。また、英語を完全にマスターしてもらいたい。
私に関するさまざまな誹謗中傷があるが、そのほとんどが全くのデマである。メディア学を学ぶ学生は、自分で事実かどうかを確認してほしい。それがメディア・リテラシーである。自分で確かめもせず、批判・非難するのでは、学生失格である。またあるゼミに入れば特定の新聞社や放送局に入れると思う学生は、絶対にジャーナリストになってはならない。入口で不正をする人間が権力の監視者になり、市民の知る権利に応えられるはずがない。浅野ゼミを出た学生たちのほとんどは、自分たちの力で、メディア関係をはじめ、さまざまな分野で生き生きとして活躍している。「自治、自律、自立」の精神を持って将来を考えてほしい。
教育とは英語でeducateという。eはoutで、ductはbringという意味だ。学生の持っている才能、可能性を引き出すお手伝いをすることであろう。ゼミで何をするかは、ゼミを構成する学生たちが自主的に決め、進めてもらう。教員はゼミの学生たちを研究と人生の同志と考え、ゼミ員と共に学ぶという姿勢でいたい。
ゼミのテキストは以下の本。
浅野健一『新版 犯罪報道の犯罪』新風舎文庫)、2004
「抗う勇気 ノーム・チョムスキー+浅野健一 対談」現代人文社、2003
浅野健一「「報道加害」の現場を歩く」社会評論社、2003
浅野ゼミ誌「DECENCY」第9号、2004浅野ゼミ誌「DECENCY」第10号、2005浅野ゼミ誌「DECENCY」第11号、2005浅野編「新聞に未来はあるのか」現代人文社、1996浅野健一ゼミ編「ナヌムの家を訪ねて」現代人文社、1999
浅野ゼミ編「イラク日本人拘束事件と『自己責任』報道」現代人文社、2005
イースト・プレス特別取材班編「徹底検証 NHKの真相」イースト・プレス、2005
「対論・日本のマスメディアと私たち」(野田正彰氏との共著)、晃洋書房、2005
オ・ヨンホ著『オーマイニュースの挑戦』太田出版、2005、(浅野が解説を書いている)
○以下は、3回生ゼミ委員の住野満稲子さんからのメッセージです。
メディア学専攻2回生のみなさまへ
こんにちは。浅野ゼミ3回生ゼミ委員の住野満稲子と申します。
浅野ゼミで行うことは、大きくわけて以下の通りです。
●ゼミ共同研究(それに関わるデータ収集、合宿、インタビュー、講演会企画など)
2年間かけて、ゼミで一つの研究テーマに様々な観点から取り組んでいきます。
●個人研究(卒業論文)
共同研究とは別に、自分にとっての切実なテーマをもとに卒業論文を完成させます。
ゼミ共同研究に関して説明いたします。
私たち13期生は4月に集まったメンバーで相談して、「マスメディアの取材・報道による人権侵害」というテーマを掲げ、その中で「外国人犯罪報道」「秋田児童殺害事件にみられる個人への集中的取材・報道」などを題材として研究を進めております。
具体的には、データを収集して研究を進めたり、また夏休みには「外国人犯罪報道」の研究の一環として広島へ合宿に行きました。広島女児殺害事件の弁護人や、中国新聞・朝日新聞の地元記者にインタビューをさせていただいたり、広島市立大学の教授から講義を受けたり、また広島市長である秋葉忠利さんにも合宿中何度も懇談させていただいたりしました。
ゼミの特徴は、学生主体で毎度のゼミ、合宿、イベントなどが運営されることです。また多くのジャーナリストや国際関係など各界における専門家にお会いするチャンスがたくさんあります。
ゼミにおいては自らの主体性が常に求められるので、企画力、人脈力、文章力、質問力、すべてにおいてジャーナリストとして(また社会人として)必要な素質が鍛えられる機会となると思います。
浅野ゼミを希望されるみなさんは、ぜひとも大学生活の最後に自分が納得できる良い成果を残してください。みなさんのご活躍を応援しています。
浅野ゼミのことで何か聞きたいことがあれば私のアドレスまで連絡ください。
ble2465@mail2.doshisha.ac.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
浅野ゼミに関する問い合わせはメール(asanokenichi@nifty.com)、ファクスで。何でも自由に聞いてほしい。
浅野ゼミのHPは
これまでのゼミの活動も載っています。
ゼミを履修しない人も、私のクラス「新聞学原論Ⅰ」「新聞学原論Ⅱ」をぜひとってください。(以上)
② 07年度メディア学基礎演習(浅野健一ゼミ)説明資料 06年12月19日
<初心に戻り、2回生で勉強しよう>
4月、2回生になるみなさんに、「メディア学科に入学したときの初心に戻ろう」と訴えたいと思います。
ジャーナリズムを学びたい人、院進学を考えている人、フリーランスも含めて報道機関への仕事を目指す人は、2回生の浅野ゼミに来てください。「○○ゼミに入ったら△△テレビや▽▽新聞に入れるとか、入りやすい」などという不当な宣伝にだまされてはいけません。そもそもコネでジャーナリストになろうと考える人は、その時点でジャーナリスト失格です。
また、浅野ゼミに入ると大きな企業メディアに入れなくなるというのも、全く根拠がありません。浅野ゼミのOBGのメディア就職の実績を見れば、そのことは自明です。メディアの人は、何ゼミかは気にしません。学生がどういう識見を持っているかを判断するのであり、ゼミの名前は関係ありません。「□□先生のゼミだから採用する」というような新聞社(もしあるとすればの話)は入る価値もないインチキ・メディアです。
コネで司法試験には受からないように、ジャーナリストがコネに頼ったらおしまいです。
また、「▲▲ゼミは厳しいからやめたほうがいい」「だれだれさんが▼▼ゼミに行くから私も」というのも間違いです。ゼミは勉強するためにあります。2回生のゼミは重要です。学問は厳しいものです。
厳しくないゼミは国際的な高等教育の基準ではゼミではありません。
とにかく「噂」や風評で判断するのではジャーナリズム・コミュニケーション学を学ぶ資格がありません。直接取材・調査し、確かめるのがジャーナリズムもアカデミズムも基本です。
浅野ゼミのことを知って、判断してください。
<どんな学生に入ってほしいか>
将来、報道や映像・文筆関係の仕事を目指す人や、国際的な機関で働く希望のある学生にはゼミ以外の時間にも指導できる。活字を読んでほしい。また、英語を完全にマスターしてもらいたい。
私に関するさまざまな誹謗中傷があるが、そのほとんどが全くのデマである。メディア学を学ぶ学生は、自分で事実かどうかを確認してほしい。それがメディア・リテラシーである。自分で確かめもせず、批判・非難するのでは、学生失格である。またあるゼミに入れば特定の新聞社や放送局に入れると思う学生は、絶対にジャーナリストになってはならない。入口で不正をする人間が権力の監視者になり、市民の知る権利に応えられる「はずがない。浅野ゼミを出た学生たちのほとんどは、自分たちの力で、メディア関係をはじめ、さまざまな分野で生き生きとして活躍している。「自治、自律、自立」の精神を持って将来を考えてほしい。
教育とは英語でeducateという。eはoutで、ductはbringという意味だ。学生の持っている才能、可能性を引き出すお手伝いをすることであろう。ゼミで何をするかは、ゼミを構成する学生たちが自主的に決め、進めてもらう。教員は ゼミの学生たちを研究と人生の同志と考え、ゼミ員と共に学ぶという姿勢でいたい。
○ 現在の2回生ゼミのゼミ委員、新垣統子さんからのメッセージ
2回生の浅野ゼミは、1回生の時にFYS、実習で学んだ、新聞等の文献の調べ方、取材や依頼の文章の書き方、実際の取材の仕方などを活かし、ゼミ生それぞれが試行錯誤をしつつ活動しています。
06年度浅野ゼミ2回生は「東アジアの平和・安定とメディア」を共同研究のテーマとし、靖国神社班・竹島班・歴史教科書班の3班でそれらの抱える問題を調査、取材、考察しています。また、今回はメディアを学ぶ立場から、それらを雑誌にして発行しようとゼミ員一同頑張っているところです!
浅野ゼミは忙しいですが、メディアの現場や市民運動で頑張っている人たちなどいろんな出会いがあります!将来マスコミ関係の仕事を希望する方や、ニュースなどで取り上げられる政治社会問題に興味がある方は絶対勉強になると思います。
テレビ局や新聞社などの見学もありますし、先生との懇親の機会もたくさんあります!知的刺激が欲しい方は是非浅野ゼミへ。
新垣統子さんのアドレスはdearsmoco1108@yahoo.co.jp
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<メディア学基礎演習Ⅰ・Ⅱ>(1)授業のねらい 2回生ゼミでは、メディア学研究の基礎を身に付けてもらう。現代における民主主義社会にとって重要な役割を果たすべきジャーナリズムとマス・コミュニケーション分野で、各人が個人のテーマを決めてもらう。情報産業ではないジャーナリズムのあり方を探る。
同時にゼミ・メンバーが望めば、ゼミ全体で共同調査研究を行う。共同研究のテーマはゼミで自主的に決めてもらうが、なるべく指導教授の専門分野に関係するものにしてほしい。フィールド・ワークを重視する。研究成果は報告書としてまとめ、浅野ゼミ会報誌「DECENCY」などで発表する。
また、共同通信の現場記者の体験を通してジャーナリズムの息吹を伝える。
さまざまな場所に出かけ、人々に会う「取材」をしてもらいたい。卒論をにらんで、3年間追い続けたいテーマを早く決めてもらい、個人研究も始める。
04年度の基礎ゼミでは、グループに分かれて取材し、前期は「SHOUT 308 ~田辺の中心で○○を叫ぶ~」を発行。後期は「日本」をテーマにして、冊子をつくった。そのほか、NHKアナウンサー、朝日放送報道部長、北海道新聞デスクらを招いて、話を聞き、新聞の「ひと」欄記事、インタビュー記事を書いた。
05年度は、春期はゼミで自由な討論をしてもらい、秋期は「ナショナリズム・愛国心とメディア」を共同テーマにして、各個人で研究した結果を冊子にまとめている。朝日新聞大阪本社への見学、日経新聞整理部記者をゲストに招いた。
06年度は、KBS京都、読売テレビ、京都新聞へ見学。「アンニョン、さよなら」映画上映と古川雅基さん講演会。秋期は東アジアの安定とメディアをテーマに「ACROSS」(27ページ)を制作した。野中広務氏の講演会を開いた。
ゼミでは時事英語に強くなってもらう。国際的視野にたったゼミにしたい。
ゼミ・メンバーは、主要な新聞、雑誌を毎日読み、テレビの主なニュース番組を見てもらいたい。時事的な問題で活発な討論を期待する。
ジャーナリスト、ルポライターなどの本や、浅野健一の著作をなるべく多く読んでほしい。 報道の最先端で働くジャーナリストを講師にできるだけ多く招いて話をしてもらう。
新聞社、放送局、裁判所などに出かけるなどフィールド・ワークも行いたい。
ジャーナリストを目指す人に指導もする(注1)
教科書
浅野健一『新版 犯罪報道の犯罪』新風舎文庫)、2004
「抗う勇気 ノーム・チョムスキー+浅野健一 対談」現代人文社、2003
浅野健一「「報道加害」の現場を歩く」社会評論社、2003
浅野ゼミ誌「DECENCY」第8号、2003浅野ゼミ誌「DECENCY」第9号、2004浅野編「新聞に未来はあるのか」現代人文社、1996浅野健一ゼミ編「ナヌムの家を訪ねて」現代人文社、1999
浅野ゼミ編「イラク日本人拘束事件と『自己責任』報道」現代人文社、2005
イースト・プレス特別取材班編「徹底検証 NHKの真相」イースト・プレス、2005
「対論・日本のマスメディアと私たち」(野田正彰氏との共著)、晃洋書房、2005
オ・ヨンホ著『オーマイニュースの挑戦』太田出版、2005、(浅野が解説を書いている)
成績評価方法
ゼミでの討論参加、共同研究への貢献などで評価。
受講上の注意
メディア学科に入学したときに、浅野ゼミで学びたいと思っていた学生は、初心に戻って、今もジャーナリストを目指したいと思うなら、2回生ゼミで浅野ゼミを選んでほしい。
研究に関することであれば、どんな質問・要望でも歓迎する。私のできる範囲で対応したい。報道機関を目指す人にも来てほしいが、ジャーナリズムについて真剣に研究したい学生なら進路は何でもよい。将来、海外に飛躍する希望を持つ国際感覚のある学生を歓迎する。明るく楽しいゼミ生活を送りたい学生の登録を望む。(4)授業計画 ゼミで共同研究のテーマを決める。グループ別の研究でもよい。テーマはジャーナリズムとマス・コミュニケーションに関係するものであればよいが、指導教授の専門分野に近いジャンルが望ましい。これまでの2回生ゼミでは、新聞放送記者の意識調査、広告とメディア、吉本興業のメディア戦略、「プライバシーとメディア」、少年事件報道、雪印事件とメディアなどでリサーチした。
しっかりした問題意識を持ち、現場に出かけて人々に会って調査し、文章化、映像化する研究を期待する。メディアに投書するなどして、どんどん文章を書いて、3回生から始める卒論につなげる。院生、3・4回生らの先輩とも連係していく。(5)成績評価方法ゼミでの討論参加、個人・共同研究への成果などで評価。 浅野ゼミに関する問い合わせはメール(asanokenichi@nifty.com)、ファクス(04-7134-5777)で。何でも自由に聞いてほしい。
浅野ゼミのHPは
これまでのゼミの活動も載っています。
ゼミを履修しない人も、私のクラス「新聞学原論Ⅰ」「新聞学原論Ⅱ」をぜひとってください。
○ 参考:浅野ゼミ06年度2回生の野中広務さん講演会の報告です。
私たち浅野ゼミは2007年1月18日、同志社大学に於いて、元衆議院議員・野中広務さんをお招きし、講演会を開催しました。これはある意味で歴史的なことであったと思います。自民党の保守本流であった野中さん。それに対して、私たちは権力の監視役としてのマスコミの実現に日々思案を続けている身です。ご本人も講演の中で「どうして私が招待されるのだろうと思った」と語ってらっしゃいました。本来、相容れることのないように思えた野中さんと私たちが、アジアを、そして日本の将来を考えるうえで接点を持った。この事実は将来に大きな意味を持つと確信しています。ここでは講演中の発言から、野中さんの政治的思想やアジア観に迫り、そこから現代に生きる私たちが語り継ぐべきもの、そしてこれからの進むべき道を探ります。
小泉前総理とマスコミ
――(小泉前総理の就任から退陣まで)5年10ヶ月。やれやれと思う。あれだけ演技力の上手な、あれだけ説明をしない、こんな人が高い支持率を得る。日本国民は一体どうなっている、これをまたこのようにもっていく日本のマスコミはどうなっている。一つも批判するマスコミがいない。これは戦時中の私たちが経験した青少年時代と同じだ。
南京大虐殺
――南京大虐殺記念館に行った政治家は、私が日本の政治家として初めてだ。日本人はどんなひどいことをしたかを、戦地から帰ってきた多くの人達から聞くべきだ。まだ中国が独立、国交正常化ができていない時に、私は後援会の慰霊の旅で200名の人々と南京に行った。その時、私達の中に、南京の城壁の前で倒れて動かない人がいた。ようやく落ち着いて立ち上がって、「どうしたんだ」、と聞くと「私はここにいたのです。ここにいて、いろんなものを見て、経験した。南京に入りかけた時、中国兵が倒れてしまって、手を合わせて命乞いをした。自分の水筒も残り少なかったが、一滴ずつ与え、すると、彼らは我々の姿が見えなくなるまで手を合わせて拝むようにしていた。これは、私の大変心温まる思い出です。しかし南京市内に入ると、中は女性と子供ばかり。しかし、上官は「その中に兵隊がおるか、女・子供でも容赦しない、命令だ!」と言った。我々は目をつぶって、そこにいた女性と子供を殺してしまいました。辛い、辛い話を、この場にきて思い出して、体が崩れてしまって、地の中に体が引きずり込まれる思いがしてしまった。」こう言って話をしてくれた。この話を私はずっと心に留め、そしてその想いが、南京虐殺記念館が出来た時に私をそこへ向かわせてくれた。未だに記念館に行く(日本の)政治家は少ない。嫌なものを見ないで避けて通ることはやめなければいけない。
日本の戦争責任
――日中戦争や、朝鮮戦争の植民地化について、いろいろ言う人がいるが、向こうから攻めてこられたことは一度もない。日本が植民地化し、日本名に代え、日本の軍人として働かせ、あるいは軍属として働かせた。その償いが出来ていない。60年経った今でも戦争の傷跡をまだ残している。私も戦争の中心にいた者として非常に恥ずかしく思う。
マスコミのあるべき姿
――マスコミの諸君が自分たちの責任がいかに重いかを知らなければならない。我々の知らないところでされる話し合いがどのように進んでいくか、国家の行方をどうあるべきかをマスコミは国民に訴えていくべき。国の税金を使って平気でおれる政治家は辞めさせねばならない。それが戦争で死ぬことなくここまで生きてきた我々の責任であると思う。
現代に生きる若者達へ
――戦争を知らない若い皆さん。どうぞもう1度歴史に学び、中国・韓国・北朝鮮・東南アジアを実際に歩いてください。(日本が)どんだけ残忍なことをしてきたか。その反省をもとに私達はこれらの国と謙虚に信頼関係を構築し、そしてこれからお互いに連帯や友好親善ができるように日本を作り上げなければならない、と思います。
講演に寄せて 実行委員長 山田遼平
この他にも野中さんは靖国問題について学生から質問を受けた際、「靖国神社は歴史の再清算を行わなければならない」と、問題の核心に触れていました。靖国神社が辿った歴史的経緯をきちんと理解し、その特殊な奉祀構造、戦犯合祀問題などの諸問題をクリアすることなくして、首相の参拝は行われるべきではない。靖国問題に関して、これ程までに深く言及した与党関係者は今までにも例を見ないと思います。マスコミや、私たちの中で靖国問題に対する再考の動きが活性化することに期待したいものです。
歴史を学び、そこから未来への手がかりを導き出す。野中さんは私たちにその重要性を教えて下さったのだと思います。これからも私たちは日本の背負う「戦後保障」というあまりに大きな負の遺産から目を背けることなく、謙虚な姿勢でアジア各国と向き合う決意を持ち続けていかなくてはならないでしょう。
野中 広務(のなか ひろむ 1925年10月20日)氏略歴
京都府船井郡園部町(現南丹市園部町)出身。
園部町議会議員、園部町長、京都府議会議員、
京都府副知事を経て、1983年衆議院に初当選。
衆議院議員時代の選挙区は京都4区(当選 7 回)。全国土地改良事業団体連合会会長。
京都府身体障害者団体連合会会長。日中友好協会名誉顧問。社会福祉法人京都太陽の園理事長。
2006年 10月より平安女学院大学客員教授。
《未来志向に不可欠な歴史認識 ―ACROSS発刊に寄せて―》
指導教授・浅野健一
ゼミの共同研究のテーマに何を選ぶかは、その時代の中心的な課題に関係している。2回生ゼミは「基礎ゼミ」なので、比較的自由にテーマを選んでもらっていいのだが、06年度のメンバーは極めて真面目な学生が多く、東アジア地域における平和と安定を構築するためのジャーナリズムのあり方を探ることになった。
世界を眺めても、地域連合が全く存在しないのは、日本が位置する東アジアだけである。欧州連合(EU)のような東アジア連合(共同体)をこの地域につくりださなければならない。日本のマスメディアでは、東アジアの平和と安定を阻害しているのは、朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)だという宣伝が日々なされているが、朝鮮が米日と敵対している要因を探っていくと、どうしても日本が1895年から1945年までにアジア太平洋諸国を侵略した「過去」の諸問題が浮かび上がってくる。
2月2日の朝日新聞外報面に《従軍慰安婦問題「日本は謝罪を」/米下院、超党派決議案》という見出しのベタ記事(ワシントン・小村田義之記者)が載っていた。
《米下院の与野党の議員が1月31日、旧日本軍の従軍慰安婦問題について、日本政府に対して明確に歴史的責任を認め、首相が公式に謝罪するよう求める決議案を提出した。(略)同問題について(1)明確な形で歴史的責任を認める(2)日本の首相が公式に謝罪する(3)この問題はなかったとの主張に反論する――などを日本政府に求めている。》
米政府は七三一部隊、日本軍「慰安所」設置関係者など日本帝国主義の当時の「人道に対する罪」に関与した日本人のリストを毎年更新して、入国を禁止する措置をとっている。また、小泉純一郎・前首相の靖国神社参拝問題でも、米国は厳しい批判を行っている。
安倍晋三首相は「歴史認識については本来、歴史家に任せるべきものではないか」と繰り返し表明している。「A級戦犯は東京裁判では有罪になったが、日本の国内法では犯罪者ではない」とも安倍氏は繰り返している。政治家は歴史家であり哲学者でなければならない。NH番組を改竄した首相になったのは、メディアがだらしないからだ。
中国の江沢民主席(当時)は98年11月に訪日した際、自民党の安倍議員らの戦争を知らない世代の議員たちが「歴史観は国によって異なる。共通の歴史認識を持つのは不可能だ」と主張したのに対して、「お互いが、正しい歴史認識を持つように努力できるのではないか」と諭した。
日本が歴史に向き合い、過去の侵略についての責任をどうとるかが今も問われている。そういう時代に、ジャーナリズムを学ぶ同志社の学徒たちが、歴史教科書、竹島・独島(トクト)、靖国をサブテーマに決めて、文献研究、フィールドワークを行って、雑誌を完成させた意義は大きい。分かりやすい表現で、ビジュアルに編集した本誌が多くの人々に読まれることを期待したい。
浅野ゼミでは過去にフィリピン、韓国、米NYで海外合宿を行った。今年1月中旬にはソウルの延世大学から教員・院生18人が同志社を訪れてセミナーを開いた。今年9月には浅野ゼミがソウルを訪問して合同セミナーを開催する。東アジアの明るい未来のために、地域の人民が共通の歴史認識を持つための不断の努力を続けたい。(了)
2007年度、浅野健一が開講する講義、ゼミ一覧
ぜひ履修してください。
「新聞学原論Ⅰ」「新聞学原論Ⅱ」はそれぞれ単独でとれるようになりました。友人にも勧めてください。
<今出川校地>
○ 水曜2限 「マスメディアの現場」 6/27,7/4,7/11の3回。
うち7/4は河野義行さん予定。
○ 木曜2限 「新聞学原論Ⅰ」
○ 木曜4限 「メディア学演習Ⅰ」 (3回生ゼミ)
○ 木曜5限 「新聞学演習Ⅲ」 (4回生ゼミ)
△ 木曜2限 「新聞学原論Ⅱ」
△ 木曜4限 「メディア学演習Ⅱ」 (3回生ゼミ)
△ 木曜5限 「新聞学演習Ⅳ」 (4回生ゼミ)
<京田辺校地>
○ 火曜4限 「メディア学基礎演習Ⅰ-3」 (2回生ゼミ)
○ 火曜5限 「ファーストイヤーセミナー3」 (1回生ゼミ)
△ 火曜4限 「メディア学基礎演習Ⅱ-3」 (2回生ゼミ)
△ 火曜5限 「メディア学実習-3」 (1回生ゼミ)
大学院
水5 春○ 国際報道論 323017 000 今
水5 秋△ メディア責任制度論 323018 000 今
水6 春○ 演習IXA(国際報道研究) 323067 000 今
水6 秋△ 演習IXB(メディア責任制度研究 323068 000 今
金2 連 メディア学特殊研究IΑ 423101 000 今 ←※
また、次の科目も履修することが望ましい。
○ 木曜3限 「国際コミュニケーション論1」(ブライアン・コバート)
○ 木曜5限 「外国書購読(英語)Ⅰ」(ブライアン・コバート)
△ 木曜5限 「外国書購読(英語)Ⅱ」(ブライアン・コバート)
(注1)
Doshisha Students for Journalist(DSJ)のご案内
浅野ゼミの有志を中心にして、Doshisha Students for Journalist(DSJ)というグループをつくりました。DSJは1995年から数年間あったそうです。
DSJでは報道機関(主に新聞・通信社、放送局、出版社)就職のための自主的な勉強会を月に2度行います。原則として、大学の開講期間の第1、3木曜日夜に行っています。。
主に過去のメディア企業の就職試験問題(作文、小論文、時事問題など)を解いたり、マスコミ関係者からお話を伺うという形で進めています。
間もなく就職活動が始まる3回生はもちろん、院生、1・2回生にとっても非常に勉強になると思われますので、興味のある方はぜひご参加ください。
第1回は11月16日に、中日新聞社に内定している4回生の渡辺ゆりさんからお話を伺いました。
また第2回は11月14日には毎日新聞夕刊編集長の畑律江さんに来てもらいました。
その後、作文を書いて浅野教授が添削指導。
場所は新町校舎・尋真館44dです。
みなさんも奮ってご参加ください。
参加希望の方はble2428@mail2.doshisha.ac.jpまでメールをください。
Doshisha Students for Journalist
日時:講義期間中の毎月第1・第3木曜日の6限(18:30~20:00)
場所:新町校舎の教室予定
対象:同志社大学学生(院・学部)でジャーナリスト志望者
顧問:浅野健一
その他:原稿用紙と筆記用具が必要なので各自用意してください。②ゲストでマスコミ関係者の方をお招きし、お話を伺いたいと思っています。その際の費用はDSJメンバーで負担します。
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以上 |
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掲載日:2007年2月27日 |
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