新刊のご案内 |
『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』
浅野健一 |
浅野健一から新刊書のお知らせです。
2009年5月に『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』(昭和堂、2300円+税)を出しました。
本書は1984年に出版した『犯罪報道の犯罪』(学陽書房、87年に講談社文庫、2004年に『新版 犯罪報道の犯罪』として新風舎文庫=08年1月に倒産)を元にしている。私の第一作である『犯罪報道の犯罪』は通信社の記者としての体験から、一般事件の匿名報道主義を大胆に主張し、人権を守るための報道評議会制度を確立した北欧の実状を初めて日本へ伝え、当時、大反響をまき起こした。
本書は、裁判員に偏見を与えない公判前「犯罪報道」の在り方、さらには「メディアの悪い点が全部出た光市事件報道」「三浦和義さんの遺志を受け継ごう」「浅野ゼミ・メディア責任制度試案」などの書き下ろし論稿を入れ、大幅に加筆修正した。裁判員裁判の開始を控えての『犯罪報道の犯罪』新装改訂版である。 (本書あとがきより)
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『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』
浅野 健一 (著) / 出版社: 昭和堂 (2009/05) / ISBN: 978-4-8122-0939-4
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目 次
はじめに ・・・・・・・・・・ i
Ⅰ 裁判員制度と犯罪報道 ・・・・・・・・・・ 1
Ⅱ 犯罪報道の犯罪 ・・・・・・・・・・ 57
Ⅲ 犯罪報道は私刑だ ・・・・・・・・・・ 91
Ⅳ 犯罪報道を考える ・・・・・・・・・・ 139
Ⅴ スカンジナビアに学ぶ ・・・・・・・・・・ 235
Ⅵ 人権を守る報道をめざして ・・・・・・・・・・ 291
あとがき ・・・・・・・・・・ 342
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掲載日:2009年6月2日 |