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広河隆一(ひろかわ・りゅういち)
フォトジャーナリスト、ビデオ・ジャーナリスト。

 この秋、京都にある三大学(京都大学、京都造形大学、同志社大学)で、広河隆一氏と、DAYS JAPANの活動に関する講演会・討論会、そして写真展が開催されます。広河氏に関して複数の大学で一貫して取り組むのは、初めての試みです。是非この貴重な機会に、足を運んでいただけたらと思っております。

 同志社大学では、10月に「戦争と報道」というテーマで、講演・討論会、そして、「人間の戦場」というテーマで写真展を開催致します。DAYS JAPANは、既存の大手メディアではなかなか伝わらない情報や、バイアスのかかった情報が溢れている現代社会に、市民が知らなければならない現状を伝えたいとの思いで、発刊を始められました。その思いが詰まった雑誌は、英語版も出ており、現在も世界中の読者の心を大きく動かし続けています。そして、それは、読者の行動にも大きな影響を与えていると言えるでしょう。

 講演会・討論会、写真展は、以下の日程で開催致します。

●シンポジウム「戦争と報道」
日時:10月28日(水)
会場:同志社大学今出川校地・寒梅館ハーディーホール
予定:15:30(開場)
16:00~18:10(パレスチナ1948‐ナクバ‐上映)
    18:30~21:00(基調講演・討論)
基調講演:広河隆一氏(フリージャーナリスト DAYS JAPAN編集長)
討論者:井上祐子氏(京都外国語大学非常勤講師)
     浅野健一氏(同志社大学社会学部メディア学科教授)     
 ※無料、事前申し込み不要
●写真展「人間の戦場」
日時:10月19日~10月30日
会場:同志社大学今出川校地 寒梅館ギャラリースペース
時間:9:00~21:00(25(日)のみ9:00~19:00まで)
※無料、事前予約不要


交通案内:京都市営地下鉄「今出川」駅西へ徒歩3分
 今出川校地へのアクセス:http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html
 会場の地図:http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html

●ダウンロード(Microsoft Word)
「シンポジウム「戦争と報道」&写真展「人間の戦場」(同時開催)のお知らせ」


【お問合せ先】
社会学部メディア学科・浅野健一研究室
電話: 075-251-3457
ファクス:075-251-3066(共用)
===経 歴 紹 介==============================

広河隆一氏
フォトジャーナリスト、ビデオ・ジャーナリスト。
1943年、中国天津生まれ。1967年,早稲田大学卒業後イスラエルへ。1970年帰国。以後、中東問題と核問題を中心に取材を重ねる。1982年、レバノン戦争とパレスチナ難民キャンプの虐殺事件の記録でよみうり写真大賞受賞。以後もチェルノブイリとスリーマイル島原発事故の報告で講談社出版文化大賞、『写真記録 パレスチナ』(2003年)で土門拳賞など受賞多数。2004年3月、月刊誌『DAYS JAPAN』を創刊、同誌編集長を精力的に務める。著書に『人間の戦場』(1998年、新潮社)、『パレスチナ 新版』(2002年、岩波新書)ほか多数。2008年、「パレスチナ1948・NAKBA」アーカイブス版(全45時間)を完成。

井上祐子氏
京都外国語大学非常勤講師。
立命館大学国際関係研究科博士前期課程修了。専攻は日本近・現代メディア史。著書に『越境する近代〈7〉戦時グラフ雑誌の宣伝戦―十五年戦争下の「日本」イメージ』(2009年、青弓社)がある。

浅野健一氏
同志社大学大学院メディア学専攻博士課程教授。
1948年、高松市生まれ。72年、共同通信社入社。本社社会部記者、ジャカルタ支局長などを歴任。人権と報道・連絡会世話人。主な著書は『「報道加害」の現場を歩く』(2003年)、『戦争報道の犯罪』(2006年)、『メディア「凶乱」』(2007年)(以上、社会評論社)、『天皇の記者たち』(1997年、スリーエーネットワーク)、『抗う勇気 ノーム・チョムスキー+浅野健一 対談』(2004年、現代人文社)、『対論 日本のマスメディアと私たち』(野田正彰氏との共著、2005年、晃洋書房)、『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』(2009年、昭和堂)など。94年から現職。

===∥広河隆一 写真展&講演会∥=====================

●[写真展] パレスチナ 写真が語る真実 <入場無料>
 10月17日(土)~25日(日) 10:00~19:00
 (24日は18:00、25日は15:00まで)
 会期中、20日と25日を除く毎日、『パレスチナ・1948 NAKBA』アーカイブス版の上映を順次、おこないます。

●[講演会] ジャーナリストという戦場 ~中東取材40年~ 
 10月24日(土) 13:30~17:30 (開場12:30)<資料代 1000円>
 (定員180名、満員の際は入場をお断りすることもあります)
 [会 場] 京都大学 吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟
 地下スペース(写真展)/ 地下講義室(講演会)
 【問合せ】 080-3848-7271(PJ21)

●[シンポジウム] ガザ 人道危機を越えて
 10月15日(木) 18:30~21:30(17:45開場)<資料代500円>
 【会場】 京都大学 人間・環境学研究科棟 地下講義室
 一方的な破壊と殺戮に見舞われたガザ。10ヶ月がたち、現地はどうなっているのか? ガザからNGOのパレスチナ人スタッフをお招きし、お話をうかがいます。当事者が今、もっとも訴えたいことは?何がこの人道危機を生み出したのか?私たちは、この事態にいかに向き合うのか?
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【主催】 京都大学大学院人間・環境学研究科 岡 真理研究室

●DAYS JAPANフォトジャーナリズム 写真展
 「地球の上に生きる」
 10月16日(金)~11月2日(月)10:30^18:30(日曜休館)
 京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ
 広河さんギャラリー・トーク10月27日(火) 17:00~ 
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掲載日:2009年10月15日
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