1999年2月17日

「創」3月号に私の反論を掲載

「噂の真相」には大谷氏「当たり取材」の写真

浅野健一

 

私は「創」99年3月号に、「黒田ジャーナル」の大谷昭宏氏が「窓友新聞」と 「ダ・カーポ」で「とんでもない大学教授がいた」というタイトルで私を非難す る記事を書いたことに対する反論を4頁にわたって書いた。 「窓友新聞」と「ダ・カーポ」が反論掲載を完全に拒否(前者は無回答)したの で、「創」で発表した。大谷氏が問題にしたテレビ朝日広報部への取材依頼ファ クスは、同誌に原稿を書く過程で送ったものなので、篠田博之編集長に反論掲載 をお願いしたところ、快諾してくれた。私は1月中旬に、大谷氏ら関係者に反論 文の元原稿を送った。

また、「噂の真相」(岡留安則編集長)3月号の「Photo Scandal」 に《大谷昭宏と浅野健一の和歌山カレー事件論争の核心 ○○宅を取材陣が取り 囲むきっかけの「シーン」》が掲載されている。 この写真グラビアでは、上の写真の左側の「白いポロシャツのテレビ朝日記者」 は、下の写真で大谷氏の左側にいる男性だと思われる。真ん中の矢印の男性は誰 なのか、私にもまだ分からない。御存じの方がおられたら、ぜひ教えてほしい。 2枚の写真と一緒に載っている記事の部分は、同誌独特のスタイルがあり、仕方 がないのかもしれないが、数点気になるところがあった。 まず、当局に起訴された女性の実名を掲載し、写真に顔も載っている点である。 次に、私と大谷氏がメディアで論争していると受け取れる表現がある。私は大谷 氏の8月25日の言動に関しては、取材を始めたが、創3月号が出るまで一切記 事にはしていなかった。大谷氏が2誌紙で一方的に私を批判した。従って「サヤ 当て」「二人の論争」「泥仕合」という事実はなかったと思う。 テレビ朝日には「質問状」ではなく、問い合わせのファクスを、テレビ朝日広報 部の求めに応じて送っただけだ。さらに、大谷氏の「窓友新聞」と「ダ・カーポ」 記事は、「ほぼ同じ内容」ではなく、完全な二重掲載だった。 以上が、私が気付いた点だが、このグラビア記事は全体として見れば、バランス がとれた報道だと思う。「創」と併読している人には、非常に分かりやすいと思 う。実際、そういう反響が来ている。

ある「ダ・カーポ」読者は、「秋葉編集長は、著作権法上の問題もあるのだから、 読者に説明すべきだ。何もなかったかのように連載を続けていいのか」と書いて きた。(以上)

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